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メタボリックシンドロームを改善して健康な体に!

 

40歳を過ぎてくると、ポッコリとお腹が出ていたり、

お腹回りが太くなっている方が増えてきます。

 

このようなお腹の中は、内臓の周囲にたっぷりと脂肪が溜まった状態で、

内臓脂肪型肥満といわれています。

 

この内臓脂肪型肥満になると、

メタボリックシンドロームと呼ばれる生活習慣病になる危険性が高くなり、

実際に、40歳を超えた日本国内の全人工のうち、1000万人近い方が、

メタボリックシンドロームであり、また、その予備軍だといわれています。

 

内臓脂肪型肥満の確認方法は、MRIなどで正式に検査して、

内臓脂肪断面積が100平方センチメートル以上の状態をいいますが、

その目安としては男性の場合、ウエストまわりが、85cm以上、

女性の場合は、90cm以上になります。

 

 

内臓回りに脂肪が付いた内蔵脂肪型肥満に対し、

皮膚の下に脂肪が付くタイプが皮下脂肪型肥満です。

 

また、見た目は痩せていて、肥満ではないように思える方でも、

実際に内臓回りに脂肪が付いていれば、「隠れ肥満」になりますので注意して下さい。

 

こうした内臓脂肪型肥満は、

メタボリックシンドロームと呼ばれる生活習慣病になる危険性が高く、

心筋梗塞や脳卒中、糖尿病など、命にかかわる重病を発症するリスクが高くなり、

とても危険な状態ですので、早急に、健康な体を取り戻す対策を行いましょう。

 

☆メタボリックシンドロームになると生理活性物質が分泌される

 

内臓回りに脂肪が溜まると「アディポサイトカイン」と呼ばれる生理活性物質が

血中に分泌されるということが、最近の研究で解明されています。

 

そして、この生理活性物質は、皮下脂肪より内臓脂肪の方が

数倍も分泌活性が高いという特徴があるそうです。

 

ようするに、皮下脂肪型肥満より、内臓脂肪型肥満の方が、

メタボリックシンドロームになりやすく、とても危険ということです。

 

本来、生理活性物質「アディポサイトカイン」は、

脂質代謝や糖代謝を円滑にするという体に有効な働きをするのですが、

過剰に分泌されると、動脈壁に炎症を起こして動脈硬化の要因になったり、

インスリンの働きを抑制して糖の取り込みを妨げたりして

糖尿病につながったりと、さまざまな悪影響を体に及ぼすようになります。

 

こうしたことが、内臓脂肪型肥満から

動脈硬化、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病などの原因になるわけです。

 

早急に、健康な体を取り戻す対策を始めましょう!

 

40歳を過ぎて、ポッコリお腹が目立つ肥満になる原因は、

運動不足、食べ過ぎ、そして、基礎代謝量の低下が挙げられます。

 

若い頃は、かなりの運動を行い、ガッチリとした筋肉隆々のナイスボディでも、

その後、運動不足の生活が続けば、必ず筋肉は衰え減少してしまいます。

 

40歳を過ぎた頃から、「若い頃と食事量は変わらないのに太ってきた・・・」

という方は、筋肉量が減少して基礎代謝量が低下していることが原因です。

 

まずは、暴飲暴食を避け、

毎日、適正な食事量を規則正しく摂る食生活を始めることが大切です。

 

それに加え、筋肉を鍛える筋力トレーニングと

脂肪を燃焼させるウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を併行すると、

とても効果的な対策になります。

 

 

 

 

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